【試合経過】
　１回表，三木ALは二死後大西敏がショート後方に落とすヒット，つづく比護が右中間を抜く２塁打で先制の
チャンスをつくったが後続が二ゴロ。その裏芦屋還暦は，先頭が四球，二番が送り，三番山崎の二ゴロで二死
走者３塁のチャンス，四番・五番が連続死球で二死走者満塁と詰め寄ったが，六番羽深の８０ヤードを越える
レフトフライを大西敏が好捕。
　２回表，三木ALは先頭の日下部が投横を抜くバントヒット，すかさず２盗，ワイルドピッチで無死走者３塁の
チャンス，米田の浅いライトフライで日下部が自慢の脚でホームを踏み先制。その裏芦屋還暦は先頭戸松が
四球，内野ゴロで二進，二死後ワイルドピッチで三進，内野ゴロエラーでホームイン，ノーヒットで同点とした。
　４回表三木AL，二死後日下部が左中間を抜く１号ホームラン２点目を挙げ，これが決勝点となった。その裏
芦屋還暦は先頭羽深が死球，盗塁と内野ゴロで３塁まで進んだが後続が凡退。
　６回表三木AL，一死後大西敏が左中間オーバー３塁打で追加点のチャンスをつくったが，後続が三振・内野
ゴロ。その裏芦屋還暦も一死後四球と盗塁でチャンスをもらったが後続が三振・外飛。
　７回表三木AL,先頭日下部が四球・二盗，一死後寺口がサード強襲ヒットと攻めたが後続が外飛・三振。
その裏芦屋還暦は先頭の代打安岡がセンター前に落ちるヒット，送りバントを決めて同点のチャンスを得たが，
内野フライを２本打ち上げて試合を終わらせた。
　今日の三木ALは，２０２日ぶりに登板の寺口が，初めは久しぶりのマウンドに，気持ちが昂ぶって制球がまま
ならずピンチを迎えたが，持ち前のテンポの良いピッチングは崩さず，しだいに調子を上げ，１安打・１失点で
勝利を飾った。
　打っては脚を魅せた日下部がひとりで試合をつくった。これで三木ALは今期勝率５割以上を確保した。